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エネキストラとは?
ガランガルから抽出されたカフェインに代わる新素材

エネキストラ

エネキストラが抽出されるガランガル


エネキストラはカフェインに代わるものとして、注目を集めている新素材です。

エネキストラにはどのような機能があるのか?
また、原料のガランガルとは?
エネキストラについて詳しくご紹介します。

目次

1.エネキストラは機能性の研究が進められている注目素材

エネキストラはカフェインと似た機能がある素材として注目を集めています。

エネキストラを摂取することにより、覚醒・注意力を向上・維持させ、作業時のミスを減少させるという、カフェインの効果と類似した研究報告があるためです。

カフェインには覚醒作用があり、眠気・倦怠感に効果があることが知られていますが、その一方で、眠りにくくなる事もあります。
エネキストラは睡眠の質への悪影響が見られなかったという研究が報告されています。

2.エネキストラは、ショウガ科の植物「ガランガル」から抽出される

エネキストラは、ショウガ科の植物である「ガランガル(Alpinia galanga)」の地下茎から抽出した素材で、Enovate Biolife社の研究チームによって開発されました。
世界的な食品素材展で賞を受賞したこともあり、海外では多くの商品に使われています。

ガランガルはアジアの伝統料理で使用されるメジャーな香辛料で、トムヤムクンにも使われています。タイ語では「カー」と呼ばれています。
見た目は日本でもおなじみのショウガとよく似ていますが、ガランガルは辛みが強いのが特徴です。

3.エネキストラで報告されていること



エネキストラで報告されていることは次の3つです。
  • 覚醒・注意力の向上・維持
  • 作業時のミス(エラー率)の減少
  • 睡眠の質への悪影響が見られない
エネキストラの摂取により、「覚醒・注意力に関する指標」を向上・維持させ、「作業エラーに関する指標」を減少させるという研究報告があります。また、睡眠の質への悪影響がみられないことも報告されています。

「覚醒・注意力に関する指標」について
「覚醒・注意力に関する指標(alertness score)」とは、 注意・集中力を評価するAttention Network Testによって測定される指標の一つで、注意の喚起機能(予測される刺激に対して反応準備を高め、それ維持しておく能力)を評価します。

「作業エラーに関する指標」について
「作業エラーに関する指標(error rate)」とは、注意・集中力を評価するAttention Network Testで実施する単純作業による作業の正確さを評価するものです。

つまり、エネキストラで報告されていることは、覚醒や注意力を向上・維持させ、作業時のミスを減少させることです。さらに、エネキストラは、睡眠の質への悪影響がみられないため、カフェインに代わる新素材として注目されているのです。

4.報告されている試験の詳細

エネキストラ摂取1時間後に「注意の喚起機能」が向上し、5時間後まで維持しました。

4-1.覚醒・注意力に関する報告


エネキストラ300mgを1回のみ摂取した場合の試験結果では以下の通り報告されています。(論文抜粋)1)

エネキストラ摂取1時間後に「注意の喚起機能(alertness score)」が向上し、5時間後まで維持しました。
なお、エネキストラ摂取群におけるalertness scoreは摂取前に比べ摂取後1、3、5時間いずれにおいても有意に上昇し、3時間後にはプラセボ群に比べて有意に上昇しました。

1) J Am Coll Nutr.2017;36(8):631-639.

エネキストラが作業時のミスを減少させるという報告があります

4-2.作業時のミス(エラー率)に関する報告


エネキストラ300mgを1回のみ摂取した場合の試験結果では以下の通り報告されています。(論文抜粋)2)

エネキストラ300mgを1回のみ摂取した後、5時間継続してエラー率の平均値が減少する傾向を示しました。カフェイン200mgを1回のみ摂取した場合では、エラー率はエネキストラ群のような減少はみられませんでした。 2)

2)JClin Trials.2018; 10, 43-49.

4-3.眠りへの影響に関する報告


エネキストラ300mgを1日2回、12週間飲用した試験結果では以下の通り報告されています。(論文抜粋)3)

睡眠への影響を確認するPSQI調査により、調査スコアが摂取前と摂取84日後で有意な差が認められませんでした。

なお、84日間の長期摂取後の測定で、心電図,心拍,血圧の異常な変動や、摂取期間中の重篤な有害事象の発現は認められませんでした。

※PSQI調査:主観的な睡眠の質や睡眠障害の症状を評価するために開発された,ピッツバーグ睡眠質問票(Pittsburgh Sleep Quality Index)を用いた,睡眠に関する調査
3) J Am Coll Nutr.2020; May 15:1-13.

5.エネキストラ まとめ

ここまで見てきたように、エネキストラは機能性の研究が進められています。

現在の研究では、覚醒・注意力の向上・維持、作業時のミス(エラー率)の減少が報告されているとともに、睡眠の質への悪影響がみられないことが報告されています。

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