甲状性疾患の治療

バセドウ病の治療法は、年齢や症状などに応じて3つから選択

バセドウ病の治療には「薬物療法」「アイソトープ治療」「手術療法」の3つがあり、年齢や症状、ライフスタイルなどに合わせて選択できます。しかし、女性特有の体質的な弱さともいえるものなので、一生付き合うつもりで治療に取り組みましょう。

バセドウ病の治療①:薬物療法
甲状腺ホルモンの分泌を抑える抗甲状腺薬を服用。全ての患者に適用でき通院での治療が可能だが、治療に時間がかかる。妊娠中や授乳中は薬をかえる必要があるので、妊娠を希望する場合は事前にかかりつけ医に相談しておきましょう。
バセドウ病の治療②:アイソトープ療法
甲状腺ホルモンの働きを抑える、放射性ヨウ素を服用。抗甲状腺薬の副作用が強い人にすすめられる。妊婦などには適応しない。
バセドウ病の治療③:手術療法
甲状腺の一部または全てを摘出する。短期間で症状は治まるが、術後も甲状腺ホルモン量を調整するために、薬の服用が必要になる場合が多い。

橋本病の治療は、甲状腺ホルモンの働きを補う「甲状腺ホルモン補充療法」

橋本病の治療では主に「甲状腺ホルモン補充療法」が行われます。甲状腺ホルモンとほぼ同じ成分の薬で、甲状腺ホルモンの働きを補う方法ですが、症状や体質によって効果に個人差があるため専門医の指示に従って服用することが大切です。また、甲状腺ホルモンの原料にもなるヨードですが、摂り過ぎると甲状腺の機能が低下し、症状が悪化することがあるため、ヨードを多く含む昆布やわかめ、のりなどの食品は控えるようにします。