性器クラミジア感染症

女性の約8割が無症状の「性器クラミジア感染症」

クラミジア・トラコマチスという微生物を病原体とする性感染症で、若い男女に多く見られます。感染しても自覚症状がないことも多く、女性では約8割、男性では約5割が無症状。症状が現れたとしても軽く、おりものの増加や下腹部の痛みなどが出る程度で、気づかずに放置している間に、関係を持った相手にうつしてしまうことはもちろん、感染による炎症が子宮頸管を通り過ぎ、骨盤内に広がってしまうほどに重症化することもあります。

男性の場合も約5割は症状がありませんが、残りの5割は排尿時のかゆみや不快感、膿が少し出るなど、軽い症状が現れます。

抗生物質の服用で、通常は1〜3日で完治する

女性は、子宮頸部の粘液を採取して行う抗原検査や血液検査によって、感染の有無を診断。男性は尿検査によって診断します。感染していた場合は抗生物質を服用。通常は1~3日で完治しますが、症状が進行し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎などを起こしていると注射薬が必要になるなど、治療にお金と時間がかかります。