胃炎・胃もたれの対策

胃炎・胃もたれは市販の胃薬を上手に活用しよう

胃炎・胃もたれには、市販薬を活用するのも一案です。胃の不調の多くは、胃酸過多を原因とするものがほとんどです。胃酸を中和したり分泌を抑えたりする薬、幅広い症状に対応する「総合胃腸薬」「漢方胃腸薬」もおすすめです。薬選びに迷ったら、薬剤師に相談しましょう。

胃薬のバリエーション
効果 種類 特長
胃の不快感に幅広く対応する 総合胃腸薬 健胃薬、制酸薬、消化薬、胃粘膜保護薬などの成分を配合し、幅広い胃の症状に対応する。
漢方胃腸薬 生薬を原料とし、胃の本来の働きを取り戻すことにより、胃の様々な不調を改善する。
胃酸を中和する 制酸薬 生薬を原料とし、胃の本来の働きを取り戻すことにより、胃の様々な不調を改善する。
消化を助ける 消化薬 消化を助ける酵素を含み、胃液分泌の不足による不調や食べ過ぎによる不調を改善。
胃の働きを高める 健胃薬 胃液の分泌を促したり、胃のぜん動運動を活発にする作用をもつ。
胃粘膜を保護する 胃粘膜保護薬 胃粘膜を胃酸やペプシンの攻撃から守ると共に、荒れた胃粘膜の修復や再生を促進する
胃酸の分泌を抑える H2ブロッカー 胃酸の過剰な分泌を抑えて胃の粘膜が傷つくことを防ぎ、胃の炎症による不調を改善する。

胃炎の原因となるピロリ菌の検査を受け、感染の場合は除菌を

ピロリ菌は慢性胃炎の他、胃・十二指腸潰瘍、胃がんの発症にも関係しているとされます。症状の有無に関係なく、一度はピロリ菌検査で感染しているかどうかを確認しておくとよいでしょう。

検査で感染が分かった場合は、早めに除菌しましょう。2種類の抗生物質と胃酸分泌抑制薬を1週間服用するのが一般的な除菌方法です。胃炎や胃・十二指腸潰瘍を発症している場合は、保険適用となります。

除菌によって症状が改善するケースが多いことは分かっていますが、胃がんなどの発症リスクがすぐに低下するわけではないので、除菌後も年1回は胃の検査を受けることをおすすめします。

ピロリ菌検査と除菌