かぜの対策

かぜの原因となるウイルス対策に「乾燥を防ぐ」「マスクを着用する」「のど飴」

かぜの原因となるウイルスの活発化を防ぎ、鼻やのどの粘膜の抵抗力を高めるためにも、部屋の湿度を50%以下にならないよう保つとよいでしょう。病原体の増殖を防ぎ、のどの炎症を和らげるには、唾液の分泌を促すのどあめやトローチも有効です。マスクは周囲への感染を防ぐために必要です。また鼻やのどの粘膜を保湿する効果もあります。

かぜの発熱対策に「十分な水分補給」「体を冷やす」

熱が出ると脱水症状を起こしやすいので、こまめに水分を摂るようにします。汗をかくと体に必要な塩分も失われるため、塩分補給もできるスポーツ飲料などがおすすめです。

太い血管が通っているわきの下や太もものつけ根を冷やすと、効率よく熱を下げることができます。

体力の回復対策に「消化のよい食事」

かぜのひき始めに適切なケアをすれば、体がもっている治癒力によって1週間程度で治ります。ウイルスに対する抵抗力を落とさないよう、十分な休養、睡眠をとって、無理をせず安静に過ごしましょう。食べ物はできるだけ栄養価が高く、胃に負担をかけない消化のよい物を食べるようにします。食欲がなければ、無理に食べなくてもよいでしょう。

自己治癒力をサポートする「かぜ薬」

市販のかぜ薬は、かぜの症状を緩和して体力の消耗を防ぐことで、体本来の自己治癒力による回復をサポートするもの。かぜのひき始めなら、かぜ薬をのんでしっかり休養すれば悪化を防ぐことができます。購入する際は、薬剤師にアレルギーなど自分の体質に関する情報を伝えた上で、以下の表を参考に最も改善したい症状に合わせて選ぶとよいでしょう。

症状 薬の種類 成分・特徴
複数の症状が重なっていて、どれも同じくらいつらい 総合かぜ薬 発熱や頭痛、筋肉の痛みなどを和らげる解熱鎮痛成分、くしゃみや鼻づまり、鼻水を抑える抗ヒスタミン成分など様々な成分を配合。複数の症状がある場合や、かぜのひき始めに有効。
のどが痛い・熱を下げたい・頭痛がつらい 解熱鎮痛剤 熱を下げる作用と痛み止めの作用がある。発熱や頭痛、関節痛などを緩和するのに効果的。殺菌・消毒作用や抗炎症作用があるトローチやドロップはのどの痛みやいがらっぽさなどに有効。
鼻水・鼻づまりがつらい 鼻炎薬・点鼻薬 くしゃみ、鼻水、鼻づまりを改善する成分を配合。症状をすぐ止めたい時には、直接粘膜に薬剤が届く点鼻薬が効果的。内服薬と併用もできる。
咳がつらい 鎮咳去痰薬 咳を鎮める成分と痰を出しやすくする成分を配合。ひどい咳で眠れない時などに有効。