インフルエンザの対策

インフルエンザが疑われたら早めに医療機関を受診

インフルエンザは強い全身症状が現れ、肺炎などの合併症を招きやすいため、早めの受診・治療が必要です。特に、免疫力の弱い乳幼児や妊婦、高齢者、糖尿病や、呼吸器、腎臓、心臓に慢性疾患のある人は重篤化しやすいため、インフルエンザが疑われる症状が現れたらすぐに受診しましょう。

受診の際には、医療機関には高齢者や免疫力が低下した人などが多くいるため、人にうつさないようにマスクを着用しましょう。事前に医療機関に電話し、受診時間や受付場所などを確認することも一案です。

薬で症状の緩和とインフルエンザウイルスの増殖を抑える

医療機関ではインフルエンザが疑われる場合、インフルエンザの検査を行います。検査の方法は、鼻やのどの粘液を採取しインフルエンザウイルスの有無を判定します。その結果によって、インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬、また、対処療法としてインフルエンザに伴う熱や痛みなどのつらい症状を抑える解熱鎮痛剤などが処方されることもあります。抗インフルエンザ薬は、発熱後48時間以内の服用で効果がより高まるといわれているため、早めの受診が大切です。

感染を広げないためのポイント

解熱と共にインフルエンザウイルスは減少しますが、解熱後2日以内もインフルエンザウイルスは体内に残っていると考えられています。症状が軽くなり元気になっていても、学校や職場でインフルエンザの感染を広げないためにも、登校や出勤は解熱後3日目以降からにしましょう。自宅療養の際は、家族間でのインフルエンザ感染を防ぐため次のことに気をつけてください。

  • 可能なら部屋を分ける
  • 看護する人はマスクを必ず着用する
  • 患者がトイレなどを使用する際はマスクを着用する
  • こまめに室内を換気する
  • 部屋の湿度を50〜60%程度に保つ

十分な休養と栄養をとって体力をつける

インフルエンザと診断されたら、十分に睡眠をとり、安静に過ごしましょう。体内の水分が足りないと体液が循環せず、解熱しづらいため、こまめに水分を補給します。少し物が食べられるようになったら炭水化物、タンパク質、ビタミンA、Cなどを栄養のある物を食べ、体力をつけることも大切です。