手足口病の予防法

大人が感染することもある手足口病。おむつ替えに注意し、タオルの共有は避けて

幼稚園や保育園などで集団生活をしている子どもが手足口病を完全に予防することは難しいですが、基本は薬用石けんと流水での手洗いをしっかり行うことです。また、手足口病は大人が感染することもあるので、子どもが感染したら家庭内感染を防ぐことも大切です。手足口病の感染経路と予防のポイントを押さえておきましょう。

<感染経路と予防のポイント>

飛沫感染
発症者の咳やくしゃみなどに含まれたウイルスを吸い込むことで感染します。看護する家族はマスクを着用しましょう。
接触感染
ウイルスがついた手指で触ったタオルやドアノブに触れたり、やぶれた水疱に触れたりした手で、口・鼻・目を触ることで感染します。発症者と家族のタオルの共有は避けるようにしましょう。ペーパータオルを使うことも一案です。また薬用石けんと流水でこまめに手洗いを行いましょう。触れた物をアルコール消毒することも有効です。
経口感染(糞口感染)
便に排出されたウイルスが手指を介して口から入ることで感染します。手足口病は、2~4週間程度は便からウイルスが排泄されるため、回復後も注意が必要です。子どものおむつ替えで感染しないよう、おむつ替えの後は薬用石けんと流水でよく手を洗うようにしましょう。
経口感染
監修プロフィール
黒木 春郎先生
外房こどもクリニック院長 くろき・はるお黒木 春郎先生

千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉大学医学部臨床教授。公認心理師。千葉大学医学部附属病院小児科医局に所属し、関連病院勤務を経て、1998年千葉大学医学研究院小児病態学教官。2005年、外房こどもクリニックを開業。日本小児科学会専門医・指導医。日本感染症学会専門医・指導医・評議員。日本遠隔医療学会理事。著書に『プライマリケアで診る小児感染症 7講』(中外医学社)、共著『最新感染症ガイド R-Book 2018-2021』(日本小児医事出版社)ほか多数。

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