うつ病の原因

うつ病は様々な原因が複雑に絡み合って発症する

うつ病は、何か特定の原因によって発症するというより、様々な要因が複合的に影響し合って発症する病気です。それまでの経験や体調、生活環境、その時感じているストレスなど、多くの原因が複雑に絡み合い、うつ病を引き起こしています。家族や親しい人の死や別離、病気や経済的不安、人間関係のトラブルといったつらい体験がきっかけになることが多いですが、中には昇進や進学など、一般的に好ましいとされる変化によって発症することもあります。

うつ病は様々な原因が複雑に絡み合って発症する

性格や考え方も、うつ病の発症に関係する

同じような経験をしても、誰もがうつ病になるわけではありません。うつ病になるかどうかについては、その人自身の性格や考え方もかかわってくるといわれています。うつ病と性格の関連は長い間研究されており、うつ病になりやすい性格の特徴として、次のようなものが挙げられています。

うつ病になりやすい性格①:きまじめでしっかりしている(メランコリー親和型)
きまじめできちょうめん、しっかりしていて周囲への気遣いも忘れない、そうした性格はメランコリー親和型と呼ばれ、うつ病になりやすい傾向がある。社会的には評価されるものの、その反面、他人の評価が気になったり、完璧主義で弱音を吐かなかったりするため、一人で抱え込み、うつ病になってしまうことがある。
うつ病になりやすい性格②:こだわりが強い
こだわりが強い人は、全てを完璧にやろうとする傾向が強く、はたから見るとどうでもよいと思うことでも切り捨てられず、全て漏れなくやり遂げようとすることがある。その結果、自分でも苦しくなってしまい、それをきっかけにうつ病を発症することがある。

ホルモンバランスの変化がうつ病発症のきっかけになることも

体内で起こる生理的な変化が心の状態に影響を与え、うつ病を発症させることもあります。例えば女性の場合、月経の開始や妊娠・出産、閉経によって、ホルモンバランスが大きく変化します。それがうつ病発症のきっかけになることも少なくありません。また最近では男性にも、男性ホルモン(テストステロン)の減少によって起こる更年期のような症状=LOH(ロー)症候群によって、うつ病を発症することが分かっています。

男女共にホルモンの分泌が変わる40代後半~50代頃には注意が必要といえるでしょう。

監修プロフィール
堀江重郎先生
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授 ほりえ・しげお堀江重郎先生

日本Men’s Health医学会理事長。日本抗加齢医学会理事長。泌尿器がんの根治手術と男性医学を専門とし、全ての男性を元気にする医学を研究している。

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