花粉症の対処法

セルフケアで花粉の体内への侵入を防ごう

マスクやメガネは花粉症対策の強力な味方。マスクは吸い込む花粉の量を6分の1にまで減らすことができるともいわれているので、なるべく顔にフィットするものを選び、目のかゆみがひどい場合には、花粉症対策用のメガネも使いましょう。

マスクによる花粉症対策

また、花粉症対策には室内に花粉を持ち込まない工夫も必要です。例えば、外出する際にはおるコートの表面は、花粉が付着しにくいツルツルしたポリエステルやナイロンなどの素材の物を着用し、家に戻ったらしっかり払い落としてから室内に入る、洗濯物やふとんは外に干さずに室内干しや布団クリーナーなどを活用するとよいでしょう。空気が乾燥している春は、衣類に花粉を寄せ付ける静電気が発生しやすいので、静電気防止用のスプレーなどもおすすめです。外出したら手洗いとうがいは鉄則です。

花粉症対策

軽め、早めの花粉症は市販薬で十分対応できる

花粉症の市販薬は医療用の薬と比べ、効き目が弱いと思っている人もいるかもしれません。ところが近年、花粉症の市販薬は、医療用医薬品と同じ成分を使った「スイッチOTC薬」が増え、薬局やドラッグストアで購入することができるようになっています。

現在花粉症の市販薬で主流となっているのは、アレルギー症状を引き起こしているヒスタミンの作用をブロックする「第2世代抗ヒスタミン薬」。同じ抗ヒスタミン薬でも第1世代の物と比べ、眠気や口が渇くなどの副作用が出にくいのが特徴です。花粉症の市販薬を使用する際には、自分の症状に合う薬を、薬剤師または登録販売者とよく相談して選び、用法・用量を守って使用しましょう。

現在、店頭で販売している花粉症の市販薬は、長く使われている成分が配合されているため、比較的安全で効果がある物です。また、複数の成分を配合している商品もあり、花粉症の様々な症状を緩和します。花粉症は症状が軽いうちであれば、市販薬でも十分対応が可能です。ただし、市販薬を1週間使い続けても症状が緩和されない場合は、医療機関を受診し、医師の診断を受けましょう。

症状が強い花粉症は病院で治療も

花粉症が疑われる場合、病院では鼻の中の診察や採血によるアレルギー検査などを行い、花粉症の原因(アレルゲン)を特定した上で、その人に合った薬を処方します。花粉症の症状が強い場合には、鼻の粘膜をレーザーで焼く手術を行うこともあります。

監修プロフィール
江田 証 先生
江田クリニック院長 えだ・あかし江田 証 先生

自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。

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