インフルエンザの原因

インフルエンザウイルスの「飛沫感染」、「接触感染」が原因

インフルエンザの感染経路は大きく分けると、感染者の咳やくしゃみによりインフルエンザウイルスを吸い込む「飛沫感染」、インフルエンザウイルスが付着した物に触れた手で、自分の目、口や鼻の粘膜に触れる「接触感染」の2つがあります。

感染経路

乾燥や気温・湿度の低下によりインフルエンザは発症しやすくなる

年によって流行の大小はありますが、インフルエンザは毎年冬に罹患率が高まります。その理由ははっきりしていませんが、鼻やのどの粘膜が乾燥することでインフルエンザウイルスがとりつきやすくなったり、気温や湿度が低くなると抵抗力が低下したりして、発症しやすくなると考えられています。

流行の原因となるのは、インフルエンザウイルスA型とB型

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類があり、流行の原因となるのはA型とB型。いずれも、毎年少しずつ変異して形を変えるという特徴があるため、以前インフルエンザにかかったことがある人でも、再びインフルエンザに感染する可能性があります。

インフルエンザウイルスの型①:A型
144種類あり、人や多くの動物に感染する。最も一般的なインフルエンザウイルス。毎年流行するが、約10〜数十年大きな変化を起こす。それまでと異なるタイプのA型インフルエンザが出現して大規模な流行をする。
インフルエンザウイルスの型②:B型
人だけに感染する。A型ほど流行することはなく、感染してもA型に比べて症状は軽い。変異はするが、A型のように大きな変異はしない。2種類のみ。
インフルエンザウイルスの型③:C型
人だけに感染する。大流行することはほとんどなく、感染しても多くは軽いかぜと同じくらいの症状。1種類のみ。
監修プロフィール
江田 証 先生
江田クリニック院長 えだ・あかし江田 証 先生

自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。

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